2010/07/23
私のバス釣りはフローターとゴムボートを使いだしてから数・サイズ共に飛躍的に進歩しました
今ではフローター+ウエーダー+フィン+ライフジャケットの必要最小限を安く探せば2万円ほどで手に入る時代です
中級のリール一個と同じくらいでフローターのセットが揃います
高級なリールを使っても釣果には影響出ませんがフローターは確実に釣果アップします
ぜひ、フローターフィッシングを味わってみてください
フィン |
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と、最初はフローターで今までに無い釣果に満足していたのですが、だんだん不満も出て来ます
まず、荷物(タックル)がたくさん載せられない
足やお尻が冷える
移動が遅い
何よりもフィンでの移動がしんどい
行きはまだしも帰りはただひたすら漕ぐだけ・・・(これが一番の不満です)
利点もあって
ボートよりもポジションどりが楽 (風に流されてもステイしやすく戻りやすい)
ポイントに接近しやすい (シルエットが小さいので魚に警戒されにくい)
そこで不満を解消するべくフローターのエレキ化作戦を計画しました
モーターはボート用にフットコンエレキを使い出してからあまり出番の無かったハンドエレキを使います
バッテリーも小型のものがあります
残るはどのようにフローターにエレキをマウントするかです
フローターに直接エレキとバッテリーを装着するのはかなり怖いので別の何かにマウントをつけることにします
私はフローターを2つ持っているのでどちらかにエレキを載せて連結することも考えましたが、子供と2人で釣りをすることもあるのでこの案は消えます
そこで、もうひとつタイヤチューブを用意してマウントすることにしました
まず必要条件とし・・・
1.エレキ+バッテリーの重さに耐えられること
2.持ち運びに困らないほどの大きさ
3.何よりも安く入手が楽な材料で作れること
で考えました
バッテリーが10kgでハンドエレキは5kgなのでチューブはバイクのチューブくらいで充分じゃないかと考えました
(フローターのトラック用チューブで100kg積載できたはずなのでこれくらいかと・・・)
原付スクーターのタイヤチューブ(サイズ3.50−10)は1500円くらいでバイク用品店で手に入ります
>>
楽天市場でタイヤチューブ3.50−10を探せます
フレームは塩ビパイプで作ることにしました
パイプサイズ外径22mm(内径16mm)のものを近所のホームセンターで手に入れました
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画像をクリックすると各パーツの値段と販売店に飛びます |
パイプはのこぎりで簡単にカットできます
エレキマウントとバッテリー台部分は家に転がっていた廃材で作ります
こんな感じで完成です
(接合部分は抜け落ちないようにネジ止めしています)
ハンドエレキは15年前にアメリカの通販で購入したミンコタが現役でガンバッてます
バッテリーは手持ちの軽自動車のものを流用します
(通常エレキに使うバッテリーはディープサイクルバッテリーといって電気を使い切っても劣化しにくいものを使いますが、私の使い方は夕方の2時間ほどの釣りなので使い切ることは無いと思います。 一日中使われる方はディープサイクルバッテリーを使ってください)
>> ミンコタ ハンドエレキの価格相場
>> モーターガイド ハンドエレキの価格相場
>> ボイジャー バッテリーの価格相場
チューブを膨らませてセットしてみました
浮き上がりのテストも兼ねて近くのダムで浮かべてみました
フローターとのジョイントはベルトを2箇所で止めます
ちゃんと浮かんでくれてます
実際の使用感は
推進力は思ったほどのスピードは出ませんが、足でひたすら漕ぐ事を思えば比べ物にならないほど速くて疲れ知らずでラ・ク・チ・ンです
むしろ、スピードが出すぎるとチューブを破損するかも・・・なんて考えると丁度良いくらいの速さかと思えます
ロープを渡せばもう1台フローターが引っ張れます
フィンでの移動もエレキ+バッテリーの重さはほとんど感じず旋廻もノーマルと変わらず出来ます
目的のエリアまでエレキで一気に移動してポイント周辺ではフィンでじっくりと攻める方がキャストの回数も増えて釣果アップ間違いなしでしょう
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(失敗したり、ケガしても責任取れませんので・・・)